体の動きでゲームコントロールができるMicrosoft Kinectは、カメラから人体までの距離データを用いることでその機能を実現しています。このように近年のセンサーやデータの認識技術の発達により、センサーで得られるものは無味乾燥な計測データを超え、人間がとったジェスチャーや何かの出来事が起こったことの認識、さらには人間の意図感情にまでその範囲を広げつつあります。

このデータの意味をとらえる「意味のセンシング」時代においては、複数のセンサーを組み合わせたりデータの処理を工夫したりすることで思わぬ新たな使い道を誰でも生み出すことができます。家庭用ロボットやドローンなど自由に動かせる機器と組み合わせればさらにその可能性は広がります。

そこで「センサー・認識・制御」をテーマに据え、プレゼンテーションやデモンストレーション等を通じて互いに刺激し合うKansai MotionControl Network(KMCN)を立ち上げることにしました。センサー・認識・制御技術に関わることに興味がある方はもちろん、これらが生み出す新たな生活・体験に興味のある方、ともに新たな可能性を探り創り出していきませんか。

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※KMCNは、Tokyo MotionControl Network(TMCN)に刺激を受け、TMCN事務局の助力を受けながら設立された、いわばTMCNの兄弟コミュニティです。強い繋がりはありますが、メンバーや活動内容は異なります。